おはこんばんわです。
劇団フルタ丸リレーブログ金曜日の、担当篠原です。

先週の金曜日から24時間を7回過ごし、今日がやって来ました。
長くも速く過ぎていく時間を過ごし、今日も元気にやっています。
みなさま、どのような1週間をお過ごしでしたでしょうかぁ?

今週、ふと時間に余裕が出来た時に、さっと支度しをして、1人で映画を観に行きました。
前から行ってみたかった映画館で初めて観る映画は、始まった時から終わりまで、映像も音楽も出演されている方も美し過ぎました。
たまたま私の席のひとつ先の席に座っていたご婦人が映画の主人公にとてもよく似た方で、香ってくる香水の匂いに包まれていた影響もあったと思いますが、映画を観ている間、すぐそこで起きている生活を覗き込んでいる感覚でいっぱいでした。
映画を観終わって数日たっていますが、未だに、美しかった事、覗き込んでしまった事、などのかたまりがわっと心に残っていて、お話の中にさらに深く深く浸っていっています。
作品を作るという行動は、やはりとても素晴らしい事だなと思いました。

わたしはわたしのやらなきゃいけないことをやろうと思いました。

さてん。
今週のフルタ丸リレーブログのテーマは「2013年岐阜公演のメモリー」です。
テーマが岐阜の思い出と聞いて1番初めに思い浮かんだのは、夜公演の時、会場に向かう外の廊下から見えた夕陽の事でした。

出番前に廊下で待機をしている時、山と山の間に落ちてゆく夕陽が目の前いっぱいに広がりました。
障害物がないので、ただただ夕陽が落ちてゆく景色が目の前に開けていて。
1日が終わっていく寂しさを受け取りつつも、その夕陽がとても健康的な夕陽だったので、清々しい気持ちになりました。
ここに居られる事が大変にありがたい事だなぁ思いました。
あの夕陽があって、さらにフルカラーの夏を理解出来た気がします。

あとはもうとにかくおかしい位に楽しかったことばっかり覚えています。
みんながブログに書いているように、行きの車から帰りの車まで、どこを取っても面白かったことばかりでした。

岐阜で出会った方々はどの方もとても温かく、そして丁寧にお話をしてくれる方ばかりでした。
楽しい時間とはいえ、体は疲れている時もあり、そういった時にはフルタ丸の公演に関わってくださり、そしてたくさんの力を貸してくださった方々からの温かさが、魔法のようにしゃきっとさせてくれました。
本当にありがとうございました。

岐阜公演を観に来てくださったお客様が、フルタ丸のみんなに美濃和紙のお守りをくださいました。
わたしはこれを、あの日からずっと持ち歩いています。
この美濃和紙のお守りを見るたびに、岐阜で見た夕陽や出会った方々、観にいらしてくださったお客様の事、おうちに泊めてくださったフルタさんのお父さんお母さんの大らかな笑顔を思い出します。
そして、初めての地方公演というでっかい企みにみんなで突進出来た事実を思い出します。

また今年もみんなで岐阜に行ける事に感謝し、そして今回はわたしも何かを岐阜に残していける人間になっていられるように、24時間を重ねて重ねて、成長して行きます。

★劇団フルタ丸 第25回公演「タイトル未定」★

劇団員のみでお送りする本公演!
今年は東京と岐阜をまたにかけるツアー公演が決定!

作・演出:フルタジュン

出演:宮内勇輝/真帆/篠原友紀/工藤優太/清水洋介/フルタジュン

【東京公演】5月25日(水)~29日(日)@下北沢「劇」小劇場
【岐阜公演】6月10日(金)~12日(日)@美濃にわか茶屋

公演詳細は決まり次第UP

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