いつも応援してくださってる皆様、関係者の皆様へご報告があります。
2022年12月31日をもって清水洋介は劇団フルタ丸を退団いたします。
2012年に客演で参加していたフルタ丸10周年記念公演「うつくしい革命」の公演終了後、主宰であるフルタジュンに「劇団員になりたい」といったのが始まりでした。そしてフルタ丸の劇団員として10年間、何ものにも代え難い時間を過ごしてきました。主宰フルタをはじめ、劇団メンバーの真帆、篠原。そしてすでに退団している宮内、工藤にも感謝しかありません。
ありがとう。最高に楽しかった。
2022年をもって俳優業も引退します。演劇や舞台からは離れますが、役者としてではなく別のカタチで表現活動を続けていきたいと思います。
スタッフの皆様、客演の皆様、お芝居を観てくれたお客様、応援してくれたファンの皆様、本当にありがとうございました。
これからも劇団フルタ丸をどうぞよろしくお願いします。
また、どこかでお会いできたら。
2022.12.28 清水洋介
清水洋介が劇団フルタ丸を退団することになりました。
いつも思うんですが、メンバーの退団は卒業という言葉の方がしっくり来ます。清水洋介の言葉にあるように俳優業から離れて次の道へ進みたいという想いが全てだと思います。僕は卒業に悲観も悲愴もなく、これまでほんとにありがとう。という非常にシンプルな言葉しか出てきませんでした。
メンバーとなって10年ですか。改めて振り返ってみても、とても長いなと思います。
まさかこんなにも長い間、一緒に演劇を創ることになるとは思ってもみなかった。
彼の明るさに救われたことは何度もありますし、相手の懐に一瞬で入り込む様を凄いなと思って見ていました。共に沢山の作品を創ってきたわけですが、フィクションの世界で交わし合ったセリフや、そこから見えていた景色、舞台セットとか客席とか照明の明かりとか。脈絡なく、なぜかそういったものを次から次へと思い出します。出会っては別れて、別れては出会ってと、いくつもの作品を通して長い旅をしていたようにも感じます。センチメンタルですかね。許してください。こういう時、劇団というものが本当によく分からなくなります。20年やってますが、まだそんな言葉が平然と頭を過ぎっていきます。劇団という場所自体がすでにフィクションの世界のようで、我々はフィクションの世界でフィクションを創っていた。抜け出せなくなるわけです。しかし、清水洋介は抜け出しました。まだ図太くフィクションの世界に留まろうとしている自分からすると決断の潔さを感じます。清水さん、本当におつかれさまでした。そして改めてありがとうございました。
皆様、これからも清水洋介の新天地での活躍を楽しみにして頂けたらと思います。
そして、フルタ丸がどうなっていくのか。気にかけて頂ければ幸いに存じます。
2022.12.28 フルタジュン