いつも劇団フルタ丸を応援して下さっている皆様にご報告があります。
劇団メンバーの宮内勇輝と工藤優太が、本日2020年8月31日をもちまして劇団フルタ丸を退団いたしました。
突然のご報告となってしまい申し訳ありません。
退団につきまして、宮内勇輝、工藤優太、代表のフルタジュンよりご挨拶がございます。

 

<宮内勇輝 ご挨拶>

この度、8月31日をもって宮内勇輝は12年苦楽を共にした劇団フルタ丸を退団致します。

退団の経緯は、2年ほど前から準備し続けているボクシング映画を製作すること。
今はこの活動だけに集中したい。それが退団を決意した経緯です。この気持ちをフルタに打ち明けた時、深く理解して頂き、フルタも「代表」となった時の事を色々話してくれました。
フルタ丸はマイホームのような場所であり、フルタを含めメンバー全員僕にとっては家族のような存在です。それは今でも変わりません。
なので、一度は退団しますが、戻ってまいります笑

次、フルタ丸に戻るのは12年後。
フルタ丸ファンの皆さんならお分かりかと思いますが、30周年公演のゴールデンチケット、この出演者欄に僕の名前が書いてあります。この約束を果たしに戻ります。
最高の30周年にできるよう、フルタ丸に恥じぬようそれまで僕も精一杯頑張ろうと思います。
フルタ丸は引き続き前進中!
僕も今後のフルタ丸を楽しみにしております。

フルタ丸ファンの皆様へ
こんな世の中になってしまいファンの皆様に直接ご挨拶できないこと、心苦しく思っております。僕は飲みの席が大好きな人間なので、また集まれるようになったら皆様と送別会パーティー的なのをできたらと考えてます。その時が来るまで、、結構長い期間空いてしまいそうなので、まずは一旦オンライン飲みとかできたら良いなと計画しております。

最後になりますが、こちらに今後の活動を綴っていこうと思います。
https://note.com/marucinema/n/ndbc338ae7e79

映画の製作団体の名前、「マルシネマ」って言います。応援よろしくお願いします!

 

<工藤優太 ご挨拶>

この度、劇団フルタ丸を退団することになりました。

「バラシて終わりと思うなよ」から丸10年。ありがとうございました。

退団を決めたのは3日前でした。
宮内が辞めることになり、ここ数週間、新体制で動いていく為の準備を行っていく中で、作業を進めようと思っても手につかない状況が続いていました。
進めたいのに体が動かない。
そんな中、原因を考えた時、芝居に対する熱が下がっていることに初めて気がつきました。
芝居やフルタ丸が嫌いになったわけではありません。
ただ新体制で動いていく、これからというタイミングでこの状態では一緒に活動していくことは難しいと感じ、退団を決めました。

今後は俳優としての活動は辞めて、少し時間をかけて自分が何をやりたいか探っていきたいと思っています。

今回急なことで皆様にきちんとご挨拶できる機会がなく申し訳ありません。
このご時世なので、開催できるかはまだわかりませんが、宮内と共にお別れパーティーができればなと思っています。

最後に、辞めたいという話をメンバーに話したのは昨日のことでした。急な話で負担をかけることをしてしまったのに、快く僕の申し出を受け入れてくれたメンバーには感謝しかありません。
この10年間色々な事があったけど、ホントに楽しかった。ありがとう!
そして今まで応援してくださった皆様、この10年間たくさんの応援をいただけて本当に励みになりました。

本当にありがとうございました!

 

<フルタジュン ご挨拶>

劇団メンバーの宮内勇輝と工藤優太がフルタ丸を退団しました。
宮内は12年間、工藤は10年間。
思えば、かなり長い時間を一緒に過ごしてきたことになります。
今年が旗揚げから18年目なんですが、僕が大学生の頃から始めてメンバーの出入りもありながら今日まで来ました。
10年ほど前から、宮内、工藤を含む現在の6人メンバーとなり、20代だった我々は30代になりました。
長い間、この6人で活動できたことは本当にありがたいとしか言いようがないです。
劇団というものは、ひとつの奇跡みたいなものだと、ある時から感じるようになりました。
書面で所属の契約をかわしたわけでもない、年齢もバラバラの見ず知らずだった人間たちが集まって一つの演劇作品を創っている。何度も、何度も。
こんなこと普通ありえないですよ。頭がおかしいと言われても仕方ない。
けど、嘘みたいな話ですが、そんなことが今日まで続いて来た。
二人の中に、12年と10年に渡ってフルタ丸があった。そこには感謝しかないです。
ほんとうにおつかれさまでした。

皆さま、これから新しいことを始める、また始めようとする二人のことをよろしくお願いします。
いつか退団記念パーティーをやる予定もありますので、またその時に二人の言葉が聞けるかと思います。

新制フルタ丸としても、2020年9月1日から新たな出発です。出航か。そんなのはどちらでもいい。これからも劇団としての創作を続けていきます。やりたいこと、実現させたいことがまだまだあるので。

ご期待ください。