どうも。フルタ丸の清水洋介です。
今回のブログテーマは「孤独について」です。
人は誰も孤独とうたったのはSOPHIAですね。孤独って自分で認めるか認めないか、じゃないですかね。清水はあまり認めたがりません。例え孤独だとしてもその孤独はどのくらいの孤独かよくわからんし、なんならただの寂しがり屋なのかもしれないし、わりとどうにでもなるなと。結果、孤独でも孤独じゃなくても死ぬときゃ一人だしなと思いながら生きてます。もっと歳を重ねて孤独を感じ身を震わせるタイプになってしまったらそんときゃアハハと笑います。せっかくだから孤独を楽しもうかと。

小学生の清水が友達と公園で駄菓子パーティーを開催した記憶があります。ワイワイと騒いでいると一人酔ったおっさんが乱入してきました。「おい、俺にも駄菓子わけてくれよ」と、おっさんは紫色のジャージにサンダル。雰囲気からホームはある人に思えました。びっくりしたのはジャージの背中に黒のマジックで「殺竜」と手書きで書いてあったこと。かなりヤベェ奴きたと戦慄しました。友達が逃げようとしてるなか不思議と清水はその殺竜のおっさんに興味が出てしまい駄菓子を分け与え仲良くなることに成功したのです。おっさんは美味しそうに駄菓子を食べて笑顔で去っていきました。平日の昼間から公園で酒を飲み、子供に駄菓子を貰うおっさん。結局、殺竜の意味はわからなかったけど子供ながらに孤独なのかもなと勝手に思ったもんです。それでもおっさんの嬉しそうな顔と背中の殺竜だけは忘れたくても忘れられないのです。

清水が孤独にやられ平日の昼間から酒を飲み公園でグダッていると何やら変な乗り物を見つける。面白い半分でそれに乗ると過去へタイムスリップしてしまう。そして幼い自分を見つけ、あの頃の自分ならこれで仲良くしてくれるだろうと確信を持って着ていたジャージの背中に殺竜と書く。そして満面の笑顔とささやかな謎を残して帰るのだった。そんな妄想を添えて。

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劇団フルタ丸 2018年本公演
『寂しい時だけでいいから』

日程:5月30日(水)~6月3日(日)
会場:浅草九劇

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