作・演出:フルタジュン

出演:篠原友紀・大勝かおり・フルタジュン

ファッションという名の深い森に、オシャレに無知な一匹の梟が迷い込んだ。

An owl with a bad style strayed into a thick forest named “Fashion”

夜の洋服屋にひとりの男が飛び込んで来る。
これから念願の女とのデートだが着ていく服がないと言う。
センスに自信のない男は、店員に服を尋ねる。
それは何気ない問いかけだった。
そのやりとりを聞いていたもう一人の店員も、なぜか服を探し始めた。
二人の店員は、次から次へと男に服を見立てながら冷静さを失い始める。
「ファッションとは…」という迷宮の扉を開けてしまった店員達と
「何のことやら全くわからない」着せ替え人形状態の男。
女との約束の時間だけが刻一刻と迫っていた。


One night, a man jumped into a clothing store.
The man told that he’s meeting a crush after this but has no clothes to put on.
He has bad fashion taste so he asked a shop clerk for some nice clothes.
That was just a casual question.
Then, another clerk also started looking for the clothes after he overheard the conversation.
The two shop clerks put lots of clothes on the man one after the other and gradually started losing their cool.
What is the fashion??
Finally, the two clerks opened the labyrinth door.
The man is just standing on the floor as if he’s a dress-up doll.
The meeting time with the woman draws closer and closer…

ファッションという名の深い森に、オシャレに無知な一匹の梟が迷い込んだ。

An owl with a bad style strayed into a thick forest named “Fashion”

夜の洋服屋にひとりの男が飛び込んで来る。
これから念願の女とのデートだが着ていく服がないと言う。
センスに自信のない男は、店員に服を尋ねる。
それは何気ない問いかけだった。
そのやりとりを聞いていたもう一人の店員も、なぜか服を探し始めた。
二人の店員は、次から次へと男に服を見立てながら冷静さを失い始める。
「ファッションとは…」という迷宮の扉を開けてしまった店員達と「何のことやら全くわからない」着せ替え人形状態の男。
女との約束の時間だけが刻一刻と迫っていた。


One night, a man jumped into a clothing store.
The man told that he’s meeting a crush after this but has no clothes to put on.
He has bad fashion taste so he asked a shop clerk for some nice clothes.
That was just a casual question.
Then, another clerk also started looking for the clothes after he overheard the conversation.
The two shop clerks put lots of clothes on the man one after the other and gradually started losing their cool.
What is the fashion??
Finally, the two clerks opened the labyrinth door.
The man is just standing on the floor as if he’s a dress-up doll.
The meeting time with the woman draws closer and closer…

「梟の服」を観劇頂いた各界の方から感想コメントが届きました!

★塩谷陽子(ジャパン・ソサエティーNY/芸術監督)

『梟の服-owl dress-』は、エンターテイメント性に富んだ演劇作品であると同時に、自己主張できずに周りに流され・それに気づかないまま生きてゆく類の人間が実に多い日本という国の一面をデフォルメした…そんな深淵な要素も合わせ持っている。上演場所もフレキシブルで、かつ、大人だけでなく子供もまた異なった接し方で楽しめる作品だというあたりも、とても素敵だ。

★プシュコーワ・アナスタシア(国際交流基金 モスクワ日本文化センター)

FURUTAMARU.による「梟の服」は、2019年TPAMで拝見しました!最初から最後まで飽きさせないハイテンポな演劇は、見る見るうちにストーリーが展開して行き、あっという間に時間が過ぎました。濃いキャラクター達のやり取りに思わず爆笑してしまう傍ら、主人公の心打たれるモノローグがあったりと、笑いあり、感動ありの作品でした。

★二ノ宮ゆい(声優/ホリプロインターナショナル)

私自身、演劇経験がまだまだ浅いので上手に表現出来ないのですが、純粋に観ていて面白かったです!流れる空気感、ところどころに散りばめられる笑い、どこかシュールで不思議な世界に迷い込んだような気分でした。(笑)でも、だんだんそんな空間が心地よくて好きになってしまう、そんなフルタさんの創る世界を沢山の方々に見て貰いたいです!

★佐藤しっかり(放送作家)

一人の小太りな男の「笑えるファッション」を通して、お互いを気にするあまり、どんどん自分自身を見失っていく二人の人間が描かれる「梟の服」。僕が「梟の服」の英語字幕付き映像化を支援しようと思う理由は、このお芝居なら言葉の壁を超えられるんじゃないかなと期待しちゃうから。

★眞崎直子(ラジオパーソナリティー・FM京都)

ずっと笑って観ていました。物語を構成するのは嫉妬や不安、自己顕示に憎悪…身に覚えのある、あまり見たくない感情なのに。ならば、人の生き様もあんなに滑稽で可笑しくて愛くるしいのかもしれない。だったらもう少し楽に生きてもいいんじゃない?胸が詰まりそうな時に思い出すフルタさんの顔(劇中のね!)、いい薬ですよ。

★飯田善彦(建築家 Archiship Library &Cafe)

芝居はまず面白いこと。その先に何があるか?どこまで連れて行ってくれるのか?はそれぞれ。劇団フルタ丸が僕のカフェで公演して2作目、「梟の服」は前作「虎の館」に続きカケ値なしに面白かった。そして日常風景のヒダに落とされてあっちこっち引っかかりながら元に戻る経路の中でほんの少し冒険したような、それでいて良いことを目撃したような興奮と温かみが最後に残る。ああよかったという安心と、もっと行けよという不満が同居してまた次が見たくなる不思議。次はなにやるんだ?

「梟の服」を観劇頂いた各界の方から感想コメントが届きました!

★塩谷陽子(ジャパン・ソサエティーNY/芸術監督)
『梟の服-owl dress-』は、エンターテイメント性に富んだ演劇作品であると同時に、自己主張できずに周りに流され・それに気づかないまま生きてゆく類の人間が実に多い日本という国の一面をデフォルメした…そんな深淵な要素も合わせ持っている。上演場所もフレキシブルで、かつ、大人だけでなく子供もまた異なった接し方で楽しめる作品だというあたりも、とても素敵だ。

★プシュコーワ・アナスタシア(国際交流基金 モスクワ日本文化センター)
>FURUTAMARU.による「梟の服」は、2019年TPAMで拝見しました!最初から最後まで飽きさせないハイテンポな演劇は、見る見るうちにストーリーが展開して行き、あっという間に時間が過ぎました。濃いキャラクター達のやり取りに思わず爆笑してしまう傍ら、主人公の心打たれるモノローグがあったりと、笑いあり、感動ありの作品でした。

★二ノ宮ゆい(声優/ホリプロインターナショナル)
私自身、演劇経験がまだまだ浅いので上手に表現出来ないのですが、純粋に観ていて面白かったです!流れる空気感、ところどころに散りばめられる笑い、どこかシュールで不思議な世界に迷い込んだような気分でした。(笑)でも、だんだんそんな空間が心地よくて好きになってしまう、そんなフルタさんの創る世界を沢山の方々に見て貰いたいです!

★佐藤しっかり(放送作家)
一人の小太りな男の「笑えるファッション」を通して、お互いを気にするあまり、どんどん自分自身を見失っていく二人の人間が描かれる「梟の服」。僕が「梟の服」の英語字幕付き映像化を支援しようと思う理由は、このお芝居なら言葉の壁を超えられるんじゃないかなと期待しちゃうから。

★眞崎直子(ラジオパーソナリティー・FM京都)
ずっと笑って観ていました。物語を構成するのは嫉妬や不安、自己顕示に憎悪…身に覚えのある、あまり見たくない感情なのに。ならば、人の生き様もあんなに滑稽で可笑しくて愛くるしいのかもしれない。だったらもう少し楽に生きてもいいんじゃない?胸が詰まりそうな時に思い出すフルタさんの顔(劇中のね!)、いい薬ですよ。

★飯田善彦(建築家 Archiship Library &Cafe)
芝居はまず面白いこと。その先に何があるか?どこまで連れて行ってくれるのか?はそれぞれ。劇団フルタ丸が僕のカフェで公演して2作目、「梟の服」は前作「虎の館」に続きカケ値なしに面白かった。そして日常風景のヒダに落とされてあっちこっち引っかかりながら元に戻る経路の中でほんの少し冒険したような、それでいて良いことを目撃したような興奮と温かみが最後に残る。ああよかったという安心と、もっと行けよという不満が同居してまた次が見たくなる不思議。次はなにやるんだ?

公演日時
2020年
2月8日 (土)16時/19時
2月9日 (日)14時/18時
2月15日(土)14時/18時
2月16日(日)14時/18時

※計8ステージ
※受付開始&開場は開演30分前
※英語字幕あり

会場:Archiship Library&Café(横浜市中区吉田町4-9 tel:045-326-6611)
交通:「関内」駅より徒歩5分/みなとみらい線「馬車道」駅より徒歩10分
チケット料金:2,800円
web予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/owl2020

【チケットについて】
●日時指定・税込/全席自由
●発売開始:2019年11月10日(日)10時

【チケットのご予約・お問い合わせ】
●電話  080-4898-2002(フルタ丸)
●メール info@enpitsuinc.com
チケット予約の際には、「日時・枚数・お名前・電話番号」をお伝えください。
こちらからの返信をもって予約完了となります。

【STAFF】
音響:水野 裕(空間企画)
衣装:井上 彩(A.m Lab)
演出助手:白戸祐太郎
翻訳:白戸孝平
ビジュアルイラスト:Lily
アートディレクター:福田泰隆
宣伝美術・Web:SOY
協力:しもブロ/レディオ湘南/natural Paradox/CAMPFIRE
主催・企画・製作:劇団フルタ丸

<FURUTAMARU.シリーズについて>
「フルタ丸 胸に迫る あたたまる」をモットーに、ひとりぼっちの夜を救う演劇を創作している東京の劇団フルタ丸。2018年から三人芝居「FURUTAMARU.」シリーズを開始。機動力のある表現方法で海外展開を目指している。