作・演出
フルタジュン
出演
宮内勇輝・真帆・篠原友紀
工藤優太・清水洋介・フルタジュン
君がXを使うなら、僕はひとりごとを使うよ。
<フルタジュンより、ご挨拶>
いったい何から書けばいいのかよく分かりません。上手くまとめられない気もしますが書いてみます。
ご存じではない方もいるかと思いますが、クレジットされている宮内勇輝と工藤優太は2020年に退団し、清水洋介は2022年に退団しました。それから劇団フルタ丸はフルタジュン・真帆・篠原友紀による三人体制となり、最近はフルタ丸講談をやってます。
で、話は今年2月。清水洋介に会う、ちょっとした用事があったんです。その前夜、自分でもどういう経緯と脈絡で思い付いたのかまったく分からないんですが、ふと頭に浮かんだことを明日会ったら話してみようとそれだけは決めて、翌日明大前でハンバーグ食べながら話してみた。
「稽古一切ナシで、当日会場に来て、本番やれないかな?」
稽古至上主義者の自分が何を言っているのかよく分からないんですが、そんなことをわりと熱量込めて話してました。数日後、真帆と篠原には事後報告。仕方ないんですよ。だって前夜に思い付いたから相談する時間がなかった。その後、僕は工藤優太に会いに行き、宮内勇輝にも会って同じことを話した。
5人の中にどんな感情が湧いたのか分からないし、僕自身もいったい何に期待しているか分からないまま、なんとなくやれそうな気配が漂い始め、そこから会場を押さえました。その時点では全員に「再演を朗読劇としてやる」と伝えてました。手に台本がある状態。だからセリフを憶えなくてもいい。バラバラの生活を送る我々にとって、現実的にもそう考えていました。けど、これも本当にどういう経緯なのかさっぱりわからないんですが、8月頭に朗読劇じゃないなと思っちゃって「普通に演劇をやる」に決めていました。
『ひとりごとターミナル』は劇団フルタ丸の番外公演として2010年に新宿で上演した作品です。当時流行り始めたSNSカルチャー(Twitter)をテーマにした独り言群像コメディーでした。好評を得て、2012年に埼玉、2013年に明大前で再演。あれから11年が経って、TwitterはX(エックス)になって、劇団フルタ丸は三人が退団して三人になって、永遠だと思っていたものが永遠ではなかったことが分かって。11年前なので、真帆や工藤優太は大学生役だし、問題は多々あるんですが演技力でカバーするでしょう。
台本を渡し、集まっての稽古を一切せずに当日を迎えます。6人で5年ぶりに会場で会って、会場で別れる。それだけは決めています。各自が11年前を思い出しながらやるのか、その先を見ながらやるのかそれは分からないし、確認するつもりもないです。劇という世界、うろ憶えの彼方で再会を果たし、セリフを交わし合う。上手くいかない可能性あります、多分に。
ゾクゾクするわ。
君がXを使うなら、僕はひとりごとを使うよ。
<フルタジュンより、ご挨拶>
いったい何から書けばいいのかよく分かりません。上手くまとめられない気もしますが書いてみます。
ご存じではない方もいるかと思いますが、クレジットされている宮内勇輝と工藤優太は2020年に退団し、清水洋介は2022年に退団しました。それから劇団フルタ丸はフルタジュン・真帆・篠原友紀による三人体制となり、最近はフルタ丸講談をやってます。
で、話は今年2月。清水洋介に会う、ちょっとした用事があったんです。その前夜、自分でもどういう経緯と脈絡で思い付いたのかまったく分からないんですが、ふと頭に浮かんだことを明日会ったら話してみようとそれだけは決めて、翌日明大前でハンバーグ食べながら話してみた。
「稽古一切ナシで、当日会場に来て、本番やれないかな?」
稽古至上主義者の自分が何を言っているのかよく分からないんですが、そんなことをわりと熱量込めて話してました。数日後、真帆と篠原には事後報告。仕方ないんですよ。だって前夜に思い付いたから相談する時間がなかった。その後、僕は工藤優太に会いに行き、宮内勇輝にも会って同じことを話した。
5人の中にどんな感情が湧いたのか分からないし、僕自身もいったい何に期待しているか分からないまま、なんとなくやれそうな気配が漂い始め、そこから会場を押さえました。その時点では全員に「再演を朗読劇としてやる」と伝えてました。手に台本がある状態。だからセリフを憶えなくてもいい。バラバラの生活を送る我々にとって、現実的にもそう考えていました。けど、これも本当にどういう経緯なのかさっぱりわからないんですが、8月頭に朗読劇じゃないなと思っちゃって「普通に演劇をやる」に決めていました。
『ひとりごとターミナル』は劇団フルタ丸の番外公演として2010年に新宿で上演した作品です。当時流行り始めたSNSカルチャー(Twitter)をテーマにした独り言群像コメディーでした。好評を得て、2012年に埼玉、2013年に明大前で再演。あれから11年が経って、TwitterはX(エックス)になって、劇団フルタ丸は三人が退団して三人になって、永遠だと思っていたものが永遠ではなかったことが分かって。11年前なので、真帆や工藤優太は大学生役だし、問題は多々あるんですが演技力でカバーするでしょう。
台本を渡し、集まっての稽古を一切せずに当日を迎えます。6人で5年ぶりに会場で会って、会場で別れる。それだけは決めています。各自が11年前を思い出しながらやるのか、その先を見ながらやるのかそれは分からないし、確認するつもりもないです。劇という世界、うろ憶えの彼方で再会を果たし、セリフを交わし合う。上手くいかない可能性あります、多分に。
ゾクゾクするわ。
<公演日程>
2024年11月10日(日)17:00 開演
※全席自由
※受付開始は開演の45分前
※開場は開演の30分前
※上演時間は60分程度を予定
<会場>
下北沢アレイホール(世田谷区北沢2-24-8 下北沢アレイビル3階)
※下北沢駅より徒歩5分
<チケット>
前売・当日:3,500円
学生割引:2,000円(前売・当日共通/要証明)
<ご入場について>
受付開始より整理番号を配布いたします。
ご来場順にお渡しして、整理番号順にご入場となります。
<チケット取扱い>
CoRichチケット!https://ticket.corich.jp/apply/338840/
9月8日(日)10:00 発売開始!
※チケットのお申込みが予定枚数に達したため受付終了とさせていただきました。
予約キャンセル等、当日券のご案内ができそうな場合は、また改めて再販のご案内をさせて頂きます(9月12日)
<STAFF>
照明:宮崎晶代
音響:水野裕
当日運営:小泉美乃(soyokaze)
撮影:木村健太郎
企画・製作:劇団フルタ丸・合同会社エンピツ