こんばんわです。
劇団フルタ丸リレーブログ金曜日担当の篠原です。
今週、皆様、お元気に過ごされましたでしょうか?
今週の篠原は、月曜日の夜から喉が腫れ出し、少し熱も出たりして、バチリと風邪を決め込んでしまいました。
火曜日に病院へ行ったらお医者さんに「インフルエンザではないですね」って言ってもらえたので、ひとまず安心をするものの。
インフルエンザではないとは言え、喉がどかーんと腫れましてね。
首が一回り程たくましくなったのを見るのは辛いものがありました。
処方してもらったお薬の中に眠たくなるお薬もあると聞いていました。
お薬を飲んで、ぐっすり眠る→お薬を飲んで、ぐっすり眠る→お薬を飲んで、ぐっすり眠る。。。を何度か繰り返し、大分、喉の腫れは引いてきました。
とは言え、まだ若干のフラフラがあるので、油断するとすぐに風邪を決め込める状態です。
早く本調子になりたいです。
今回の風邪事件で最高級に残念だったことは、週末に妹と遊ぶ約束をしていたのですが、それをキャンセルしなくてはいけなかったことです。
とっても久しぶりに遊ぶ約束をしていたので、本格的に残念でした。
ごめんねってギリギリまで言いたくなかったです。
風邪、もう、いやーね、ほんと。
さて、篠原が風邪を決め込んでいる間にも、フルタ丸のみんなはそれぞれの場所で
元気に活動をしており。
宮内くんは先週から毎週金曜日に「週刊モンキー☆チョップvol.3」に出演していて
(詳しくはこちらをどうぞっ→http://monkeychop.web.fc2.com)
「ラーおじさんの旅」という映画にも出演されるようですし
(詳しくはこちらをどうぞっ!→https://youtu.be/3uWnAMkBy2Y)
フルタさんと清水くんは27日からの「虎の館」のお稽古が白熱中のようですし。
(詳しくはこちらをどうぞっっ!→http://enpitsuinc.com/portfolio/toranoyakata/)
篠原も早く風邪を治してふるふる生活しなくてはです。

さてさてさて、今週の劇団フルタ丸のリレーブログのお題は「受験のメモリー」ですな。
篠原、このテーマで一番最初に浮かんだのは、
いわゆる学校などを受験する時の受験ではなくて、
オーディションを受ける時の受験でした。
初めてテレビのお仕事に受かった日の夕方から夜にかけてのあの日のことでした。
学生時代に受験勉強をするという概念が全くなかった私です。
受験シーズンに友達が勉強していた事とか全然知らなかった。。。!
毎日殆ど一緒にいた仲の良かった子ですらどこの学校に進学するとか全然知らなかった位です。
卒業して久しぶりに会った時に不意に聞いたとか、その位でした。
みんなの熱中している事とは別の事が気になって仕方なかったので、
そういう話題にあまり興味がなかったんだと思います。

と。
私にとっての「受験のメモリー」はこれです。
私は小学生の時、子役のようなことをしていました。
5年生くらいからそういう活動をするようになって、月に何回か、多い時には週に何度かオーディションに出かけていました。
いくつかお仕事をやらせていただいたのですが、それは自分の住んでいる東京では流れないものだったりしたので、いつかは自分の住んでいる東京でも見る事が出来るテレビのお仕事がしたいなぁと思っていたのです。
小学校6年生の秋から冬にかけての時期だったと思います。
その日は学校が終わってから、オーディションに向かいました。
私の住んでいる街から一番近い場所にある撮影所でのオーディションでした。
電車で10分位、そこから歩いて20分位。
オーディションを行う場所に着くと、控え室には同じ年齢位の女の子達がたくさん。
あとは一緒に来ているお母さんとか女の子の兄妹とかもいて控え室は満杯。

自分の番が来るまで一人で待つ。
結構な時間を待ってから、私の番が来て、別室に行って審査を受ける。
事前に渡された台本のコピーを読んだりして、終了。
控え室に戻って、スタッフさんの指示を待つ。
「結果は後日お知らせします」みたいなやつを。
自分の番が終わっても、まだまだオーディションは続いていて、なかなかスタッフさんからの指示がない。
大分外が暗くなって来た頃に、スタッフさんが控え室に入って来る。
何人かの名前が呼ばれて、私も呼ばれる。
「呼ばれた人はこのまま残ってください。」みたいな事をスタッフさんが言った。
もう良く訳が分からなくなり、とりあえず、どきどきが止まらなくなる。
残された何人かで、また別室に行って審査を受ける。
控え室に戻って待つ。
スタッフさんが来た。
3人の名前が呼ばれた。私もいた。
「3名の方以外はお疲れ様でした。」みたいな事をスタッフさんが言った。
控え室には女の子3人と私以外の女の子のお母さんだけになる。
あの時間が一番長く感じた。
外はもう完全に夜。真っ暗。
別室で何が起こってるんだか、気になって仕方ない。
3人が別室に呼ばれて、もう一度審査を受ける。
最後はみんなの身長とか、雰囲気だけを見てるみたいだった。
だから、すぐ終わって、控え室に戻る。
何分かして、スタッフさんが来る。
「篠原さん以外の方はお疲れ様でした。」みたいな事をスタッフさんが言った。
最後まで残った、誰が見ても一番綺麗だった女の子が私の事をちらっと、キリッと見た事を良く覚えている。
みんなが帰って、一人ぼっちになった控え室で少し待ってたら
スタッフさんが来て「宜しくお願いします」みたいな事を言われて
他にも何か少し話をして、完全にふわふわしたまま控え室を後にした。
撮影所の出入り口に公衆電話があって、そこからおうちに電話をかけた。
お父さんが、連絡をするのが遅かったから心配そうに電話に出た。
「受かった」
みたいな事を言った。
そしたら「受かったのかぁ?!」って電話の向こうでとっても驚いてた。
日頃あんまり優しい言葉をかけない人なんだけど
「気をつけて帰って来いよ」みたいな事を、すっごく優しく言ってくれた事を覚えている。
その後、テレビ放映に向けて、うちのテレビとビデオが新型になった。
電化製品が大好きなお兄ちゃんは新しいテレビとビデオを選ぶ時とても楽しそうだった。
お父さんもここぞとばかりに良いのもを買ってくれた。
新しいビデオで最初に録画をしたのが、私が出演したドラマだった。
思いがけず思い出した。
あの日の学校が終わってからの、夕方から夜にかけての時間が私にとっての
「受験メモリー」だなぁ。


★劇団フルタ丸 第25回公演「タイトル未定」★

劇団員のみでお送りする本公演!
今年は東京と岐阜をまたにかけるツアー公演が決定!

作・演出:フルタジュン

出演:宮内勇輝/真帆/篠原友紀/工藤優太/清水洋介/フルタジュン

【東京公演】5月25日(水)~29日(日)@下北沢「劇」小劇場
【岐阜公演】6月10日(金)~12日(日)@美濃にわか茶屋

公演詳細は決まり次第UP

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